ある一定の年代になると、大体の困りごとはお金で解決できる、と思う。
若い人には時間という無限とも思える資産があるが、年を重ねると時間も体力も限られてくる。
では、必要な老後の資金はどのくらいあれば安心なのだろう?
ある友人は5千万円くらい?
と言う。
また、別の知人は2千万円で何とかなりそう。
と語る。
せめて3百万あれば。
と言葉を濁す人もいる。
貴方はどのくらい欲しいですか?
投資詐欺?フィッシング? 六十歳からの新ニーサ投資リアル

★現在の高齢者の立場
【下流老人】という言葉がある。
経済的に安定した生活ができない、生活保護レベルの暮らしを強いられる高齢者、という意味。
近い将来のこと。
日本円の貯金だけでは、現役時代にある程度の収入があってさえ、貧困の仲間入りする可能性が大きいといわれる。円の価値が確実に下がってくるらしい。
本当だろうか。
貧富の差がますます開き、富める者はますます富み、貧しいものは一層貧しくなる。そして、下流老人へとまっしぐら。世の中を恨みたくなる。
恐ろしい時代だ。
J-FLEC 金融経済教育推進機構が公表している「家計の金融行動に関する世論調査2024年」によると、独居60歳代の貯蓄額平均値は、1679万円で、中央値が350万円だという。
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★投資の今後
これを書いている2025年4月は、株価が下落している。
トランプショックが原因と言われる。トランプ政権の通商政策による影響だ。
ネット銀行の口座のっとりも起こっている。投資なんかやらなきゃよかった、という声も多く聞く。
だから、投資なんかしない方がいい?
心が揺らぐ。
かの有名な投資家さんも、詐欺にあい巨額を溶かされたと、✕に投稿があった。セキュリティー対策を、なお一層強化する必要がある。
だから辞めろと言ったのに、と心の声がする。
それなら、銀行預貯金だけで、老後の資金は大丈夫なの?
充分なの?
メチャクチャ不安で、資産を増やすために投資を始めたのじゃないのか。
やっぱりこのまま積み立てを継続しよう。セキュリティー強化のために、パソコンそのものにピンを設定してみた。㍶を新たに投資口座専用にするのもいいらしい。
とりあえず、その方向で対策をしてみよう。
その上で、投資を継続することにする。
再度、今の株価下落の現状を考察してみる。
5年後、10年後に今回の「トランプショック」を振り返った時、株購入には向かない、と思っていた状況が、実はチャンスだったと思うかもしれない。下落している今を、株購入のチャンスと捉えられないか。
今までの株価暴落を振り返ってみる。
リーマンショックやコロナショック。ウクライナ危機など、過去にも株取引なんて無理と思えるたことが何度もあった。
それでも、長期的に見ればマーケットは回復した。時間がたって振り返ってみれば、投資を続けておいてよかったと思える状況もたくさんあったはず。
100年に1度と言われたリーマンショックでさえ、S&P500は約4年4カ月で、暴落前に回復した。
投資初心者の私は、そんな過去を信じてみると決めた。だからこそ、投資は余裕資金でしなければいけないのは鉄則なのだろう。
有名な個人投資家の水瀬ケンイチ氏は次のように語っている。
インデックス投資家の仕事とは
「売りたくなった時に我慢すること」
私も肝に銘じたい。
あれこれ夢想していると、初心者の私だけれど、少しずつ心が豊かになった気がする。
なぜ今まで投資をしなかったのだろうとさえ、思う。
今現在、投資を阻む課題は2つ。解決に向けた対策を具体的に検討してみる。
★口座のっとり対策はある?
ネットを調べて、本を読んで、具体的な対策を検討した。
・証券会社の多要素認証(ワンタイムパスワード等、二要素以上を組み合わせる認証)など提供されている設定をする。
・証券会社にアクセスする時は、ブックマークからアクセスする。
・メールのURLからはログインしない。
・セキュリティー強化のために、Windows helloのピンを設定する。
・投資口座専用にPCを新たに購入する。
とりあえず、その方向で対策をしてみよう。
証券会社でも、乗っ取られた金額保障の動きが出ている。そういった流れも信じてみたい。
過去に仮装通貨のフィッシングが問題になったことがあった。私も巻き込まれ、実際金額の保証も受けた。
だから、やれるだけの対策をしたら、証券会社の自浄作用を経験から信じたいのだ。
もう一つの課題も考えてみる。
★新ニーサで株の大暴落をどうしたらいい?
新ニーサを開始して1年とちょっと。
これからの私の対策をまとめてみると
不安定な市場にあって安定的に資産を増やす方法は「積み立て投資」。
ドルコスト平均法(価格が低い時には購入量が多く、高い時には購入量が少なくなり、平均購入単価を抑える効果がある)で
・株価が下がれば下がるほどに多くの口数を買うことができる。
・資産を増やす必須条件は、株価の下落が落ち着いて上昇するまで「積み立て投資」を続けること。
・慌ててパニック売りすると、複利の恩恵を失ってしまう可能性大といえる。
今後の株価の推移を考える時、トランプ関税は政治的リスクと考える投資家が多い。世界経済全体が、今後は波乱含みの展開になるだろう。
考察の結果、冷静に過去のマーケットを分析する。いつか株価は戻ると思っても、現実問題として、心は落ち着かない。
ではどうやって心の安定を保ち、積み立て投資を続ければいいのか。
目標を立てると、信念をもって投資を継続できるという人がいる。
例えば
- 10年後に〇〇のために○百万円
- 20年後に老後資金○千万円
といった目標を明確にすること。日々の株価の値動きに一喜一憂するとメンタルが凹んでしまうので、サイトは見ない、など。
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★長期投資ってそんなに利益大きいの?
長期間の投資の最大の恩恵は、複利による資産が雪だるま式に増大する事といわれる。
書籍を何冊もむさぼり読みした結果、株価の運用益を再投資することで元本が増え、10年、20年後ただ貯金しただけでは得られない程の、大きな金額に成長している事になる。
私が大学受験の時に、使われた言葉がある。
「継続は力なり」
胸に刻み、目の前にあるトランプ関税ショックを、ポジティブに捉えて割安に株を購入できるチャンスと考えてみよう。
そんなビジネス的思考で市場を見ていると、長い将来においてかなりの成果につながる可能性は十分にあるはず、と確信してしまう。
次は具体的な話
月4万円を4%想定で10年の運用をシュミレーションすると、600万円弱になる。
図参照⤵

月75000円だとこんな感じ⤵

★「継続は力なり」が上記のように証明される。
これをどう捉えるかが今、貴方に問われているのではないだろうか。
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